D.C.~ダ・カーポ~が見れる配信サイトは?【テレビアニメ】
D.C.~ダ・カーポ~はどんな内容?
1年中“枯れない桜”が咲き誇る初音島。
そんな不思議な桜を研究する人間がいるかたわら、一般の方々はいたって平凡な生活を送っていた。
桜が枯れないのが珍しくたって、生活は変わらないのだ。
そんな平凡な世界の中心に位置する風見学園に、なにもないところから和菓子を生み出す力と、他人の夢を見せられる力……平凡とは程遠く、非凡にも程遠い、2つのメルヘンな力を使う少年がいた。
和菓子をこよなく愛する学園のアイドル、口うるさいくせに甘えん坊の妹、ぼけぼけ天然色の先輩に、夢の中に姿をあらわす騒々しい幼馴染、天然元気で“わんこ”と呼ばれる後輩。
彼と彼女らが、卒業間近の“学園”で出会うとき、ちょっとこそばゆいくらいが丁度よい、恋物語のはじまりはじまり。
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配信サービス | サービス名 | 月額/年額 料金 |
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月2189円/年26,268円 (税込) |
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D.C.~ダ・カーポ~その他の情報
第1話:好きになっちゃダメですか?

今日も知らぬ間に誰かの夢を見ている。夢に現れた少女の影に見覚えがあるのだが、誰か分からないまま妹の音夢によって日常に引き戻されるのだった。いつもと変わらない日常。だが、アメリカから幼馴染の芳乃さくらが突然帰国したことから、止まっていた時が少しずつ動き始めた…
第2話:裏音夢、爆裂です

純一の部屋で、さくらと純一がキスをしていたのを目撃してしまった音夢。朝から裏音夢モードが発動中。必至に誤解を解こうとする純一の言葉にも全く耳を貸さない音夢に、純一も意地になってしまい、兄妹の間に冷たい空気が流れてしまう。2人は再び仲直りすることが出来るのだろうか…
第3話:バナナっなんですねぇ~

お互い誤解も解け、上機嫌で学校にやって来た純一と音夢。校内に入ると、後輩の美春のクラスの前に人だかりが出来ていた。なんと美春が事故にあったという。その話を聞いた純一と音夢はショックを受ける。ところが純一と音夢の前に、何ひとつ傷を負っていない美春が現れる。彼女は、自分が美春そっくりに作られたロボットだということを、純一だけに打ち明ける…
第4話:桜の下のカナリア

風見学園全男子学生の憧れの的・白河ことり。彼女は、その容姿はもちろんの事だが、その上相手の気持ちが読めるような優しさが人気の秘密だ。 お昼時、ふとしたきっかけで、ことりと知り合った純一は、彼女の優しい気配りを身を持って実感する。だが、ことりは実際に人の心が読める力を持っていたのだ…
第5話:メイドですから…

寝坊をしてしまった純一は、学校をサボって散歩に出かけていた。散歩の途中、公園で子供にいじめられている女の子を見つける。しかし、その女の子はネコミミメイドの格好をしていた。なりゆきで彼女を助けた純一に、彼女は自分には行く当てが無いので、朝倉家にいさせてくれとお願いする。頼まれると断れない純一は、そのメイド・鷺澤頼子を家に入れてあげるのだが…
第6話:海へゆきましょう!

初音島も夏真っ盛り!純一たち一行は初音島内のとある海岸へと出掛ける事になった。誰もいない海岸におおはしゃぎの面々、更に女の子たちは思い思いの水着を純一たちに披露するのであった。それを見ている純一たちは満面の笑みを浮かべているのだが、音夢にとっては非常に面白くない、いつまでたってもデレデレの純一に対してついに黙って一人その場を離れる音夢であったが…
第7話:水越家へご招待!

いつものように屋上にて鍋パーティーを行っている水越姉妹。なんと今日の食材は鴨! だが、生きたまま連れてきたあげく、さばく直前に逃げられて、姉妹と純一は大慌てで捕獲するも、純一は暦先生に見つかってしまい、大目玉を食うはめに。そんな純一に対してお詫びをしたいと、萌は水越家のディナーに招待するのであった。放課後となり、水越姉妹の案内で水越家に来てみると、そこには大豪邸が。実は萌と眞子は初音島有数のお嬢様だったのだ…
第8話:うたまるの春

総集編
第9話:謎のポエマー

ある朝、音夢へと届けられた、差出人不明の真っ赤なバラの花束と、謎のポエム。音夢は純一のいたずらかと思うのだが、実はそうでもないらしい。しかも通学時、学校でもそのポエムとバラの花束が、彼女宛にところどころ置いてあるのだった。音夢にストーカーがいるのではないかと考える純一だが…
第10話:あなたに聴かせたくて

風見学園の学園祭。それぞれが出し物に精を出して取り組んでいる。ことりにもミスコンに出場してもらうように交渉してくれと頼まれた純一は、嫌々ながら彼女の前に行ったものの、やっぱり声を掛けないことにしたのだった。ところが、ことりからは出場OKとの事。しかも、純一を声楽部のコンサートに招待したいというのだった…
第11話:外にでよう!

メイドとして朝倉家に居候することになった頼子。何とかメイドとしての最低限の炊事洗濯などは出来るようになっていたが、相変わらず家の外へ全く出れない「外出恐怖症」であった。一歩も出れない頼子に困った純一は、彼女が外の世界に楽しみを見出せればいいのではないのかと、色々と画策してみるのだが…
第12話:恋人ごっこだからね!

眞子からの突然の告白「恋人になってほしいの」と迫られ困惑する純一だったが、実はこれは眞子が後輩の女の子から熱烈ラブコールを受けて困っているので、恋人のフリをしてその子の気持ちを沈静化させたいというものだった。しかたなくそれを引き受ける純一。それから一緒に帰ったり、休日にはデートをするなど、ぎこちない恋人ごっこの日々が続いていくのだが…
第13話:さくらの胸騒ぎ!?

初音島にある熱帯系テーマパーク”ジャングル王国”に遊びにきた面々は、プールやショー、バーベキューや温泉と王国全てを満喫していた。遊び疲れた一行は温泉へと行くが、萌は遅刻をした上に迷ってしまい、しかもダチョウの飼育小屋に紛れ込んでしまった…
第14話:わんこなショッピング

授業が終わった放課後、純一のもとに美春がやってきた。音夢とショッピングに行く予定だったのに、音夢が先に帰ってしまった、というのだ。音夢のかわりに美春に付き合うことになった純一。はたから見れば「デート」な状態に気付いた純一は、誰にも見られないようにと逃げはじめるが……?
第15話:総集編

前半を振りかえって、今までのエピソードの総集編。しかもただの総集編ではない。杉並曰く、「ドキッ! 美女だらけのダ・カーポ総集編 ポロリもあるよ」なのである。今までの、頼子の過去、ことりとの文化祭の思い出、眞子との恋人ごっこなど、皆との様々なエピソードがよみがえる。
第16話:出来損ないの魔法使い

音夢の指にある指輪に気付いたさくらは、その指輪が純一からのプレゼントだと聞くと、自分も何かが欲しいと純一におねだりを始めた。音夢の複雑な想いに気付かない純一は、プレゼントをあげることを約束する。指輪ではなく別のものが欲しい……そんなさくらの望んだプレゼントとは、一体何なのか?
第17話:届かぬ想い

さくらの願いをかなえるために、純一はさくらの家へ泊まりに行った。そこで、懐かしい夢を見る。さくらと初めて出会った頃の夢を……。 一方、美春と共に映画を見に行った音夢。初めての映画に興奮した美春は、いきなり煙を吹き出してしまう。そして音夢は、美春の正体を知るのだった。
第18話:二人だけの秘密

さくらと一緒にいた純一のいつもと違う様子に、音夢はショックを受けてしまう。純一は、さくらを選んだのか? ただ涙を流す音夢。そして純一もまた、音夢への本当の気持ちに向き合うことになる。幼かった頃の自分と、変わっていってしまった想い……。ふたりの関係が変わろうとしていた。
第19話:幸せな時間

自分達の気持ちを確認しあい、晴れて恋人同士となった純一と音夢。ふたりにとっては、いつもと変わらない日常ですら幸せに思える。しかし、血の繋がりはなくてもふたりは兄妹だ、という杉並の言葉に純一は動揺する。そして純一を想うさくらの存在もまた、ふたりの間に小さな波をたてるのだった。
第20話:すれ違う想い

純一と音夢の新しい関係に気付いたさくら。純一の口からはっきりと音夢と恋人同士になったと聞くと、さくらはせきを切ったように純一への想いをあふれさせた。ふたりを追って来た音夢は、そんなさくらの姿を見てしまう。音夢とさくら、ふたりの深い想いの間に立たされて、純一が選んだ人は……。
第21話:さくらの決心

純一の音夢への想いを知ったさくらは、辛い気持ちを抱えながらも元気でいようと、いつものように明るく学校へ行くのだった。しかし、そこで音夢が昨夜病院へやってきたことと、その時の奇妙な状況を聞き、愕然とするさくら。さくらは思い出していた。自分を守ってきてくれた、桜の魔法を……。
第22話:すてきな思い出

音夢を救うために、さくらはひとつの決意をした。自分を守っていた魔法の桜を枯らすことを。しかしそれは、全ての魔法を消すことを意味していた。もちろん、頼子にかかっていた魔法も解けてしまう。桜が枯れる日、頼子は純一に一晩だけのデートをねだる。……頼子の最後の思い出づくりが始まった。
第23話:素顔の告白

桜の魔法が解けていく。それと同時に、ことりの人の心を読む能力も失われていった。徐々に消えていく能力に、ことりは不安で押しつぶされそうになる。しかし、誰の声も聞こえなくなったことりの耳に、何故か純一の心の声だけが、響くのだった。安心したことりは、純一のそばにいるようになるが……。
第24話:記憶の扉

美春が倒れた。その知らせを受けた純一は、病院へ駆け込む。そこにいたのは、ロボットと本物のふたりの美春だった。快方へと順調に向かう本物の美春と裏腹に、ロボットの美春の「命」は尽きかけていた。あるはずのない「思い出」探しが、美春を苦しめていたのだった……。
第25話:壊れゆく心

桜が枯れて、全ての魔法が解けた。にも関わらず、音夢の病気が再発してしまう。音夢の唇から溢れだす、桜の花びら。それを発見したさくらは、枯らしたはずの桜の木を確かめにいく。しかし、そこでさくらが見たものは。狂ったように咲き誇る、満開の桜の木だった。
第26話:最終回

音夢の記憶が失われていく。純一のことを忘れないために、音夢は一番大切な思い出が残っている桜の林へと走った。一方、そんな音夢を追う純一は、桜の木を必死で枯れさせようとしているさくらに出会う。枯れない桜の下で、3人の想いに訪れる結末は……。
第1話:あれから2年…

二年前、枯れない桜が枯れてしまい、あの桃源郷のような情景がなくなってしまった初音島。柔らかな初夏の日差しを受けながら、惰眠をむさぼっていた純一は後輩天枷美春にたたき起こされ、そして風見学園では、親友水越眞子に弁当を作ってもらう毎日だった。必要以上に親切な彼女たちと、人が変わったようにはつらつとする純一。その光景は、一見当たり前のような日常であったが……。そんなある雨の日の夜、朝倉邸にフードを被った少女がやってきて――。
第2話:読めない地図

雨の日の夜、倒れるように転がり込んできた銀髪の美少女の名はアイシア。彼女は純一たちには読めない言葉が書かれている地図を頼りに、どこかを探しているらしい。お人よしの純一は、一緒にその場所を探してあげるのだが、それがなかなか見つからない。そしてようやく捜し当てた先とは……!?
第3話:ひとつ屋根の下

アイシアは、ひょんなことから朝倉邸に住み込むことになった。メイド姿のアイシアは、純一に魔法を教えてもらうため、純一の身の回りの世話を一生懸命するのだった。しかし、男ひとり住む家に彼女をいさせるわけにはいかないと、眞子が自分の家に連れていってしまう。それをアイシアは、純一に与えられた試練と勘違いしてしまう。
第4話:桜並木の向こうに

理由はどうあれ、しばらく朝倉家に住みこむならば……と、純一は気をきかせてアイシアを風見学園に転校手続きさせることに。しかし、アイシアは風見学園で魔法を学ぶことができると思い込んでしまう。翌日、寝坊する純一をよそに、待ちきれなくなった彼女は単独で学園に向かってしまい……。
第5話:魔法のしっぽ

メイドとして毎日献身的に純一の身の回りの世話をするアイシア。それもこれも、すべては純一に魔法を教わるためである。だが純一にいくら教わろうとしても、和菓子を生み出す魔法しか見せてくれない。彼が大魔法使いであると信じて疑わないアイシアは、あの手この手で純一に魔法を使わせようとする。
第6話:美春への手紙

登校時、下駄箱前にいた純一のところまで驚くほどの絶叫がこだました。声の主はなんと美春。絶叫の原因は下駄箱に一通の手紙が入っていたことだった。はじめは困惑していた美春だが、中身を読むとバナナに反応しなくなるぐらい幸せそうに呆けてしまう。純一たちはラブレターをもらったのかと美春をはやしたて…。
第7話:すれ違い

2年ぶりの再会で、幸せいっぱいのふたり……のはずだったが、朝倉家に住み込んでいるアイシアを見た音夢は逆上。たちまち大ゲンカとなり、結局音夢は美春の家で一晩過ごすことになってしまう。純一も怒ってはいたが、今日の男子身体測定を音夢がすることを杉並から聞くと、心配でいてもたってもいられなくなり……。
第8話:嵐の予感

嵐の夜、外でサイレンが鳴り響き、純一は再びケンカして出ていった音夢を探しに雨の中に飛び出していく。しかし偶然そこで見たものは、保健医昭島の車の中で彼の肩にもたれかかっている音夢を目撃してしまうのだった。翌日、音夢は何事もなかったように帰ってくるが、怒り心頭の純一とのケンカはどんどんエスカレートしてしまう。
第9話:枯れない想い

本当のことを知った、純一は音夢と仲直りをしようと必死になる。だが、音夢はアイシアのこと、そしてお婆ちゃんとの過去が原因でなかなか素直になれなかった。何度も純一は話かけるが、まったく相手にしてもらえない。そんなふたりの仲を元に戻したいと思うアイシアは、悩んでいるうちにひとりの少女と出会う。
第10話:入部します!

食堂でトレイを手に配膳口で並ぶ純一たち。するとそこに巫女姿に変身した環が現れ、アイシアをかするように破魔矢を放つ。何事かと驚くアイシア……その後環の幸運の破魔矢に関する事を聞くと、今度は環の東洋の魔法(!?)に興味を持ち始め、弟子入りするため巫女部に入部することを決意する。
第11話:ただいま執筆中!

アイシアは通学時、歩きながら漫画雑誌の人気作品「魔法少女マジカルフォン」に熱中していた。実はこれ、彩珠ななこが執筆しているである。ちょうどそのとき、ななことばったり出会うが、彼女は原稿をヤギに食べられてしまい、原稿が台無しになってしまう。アイシアは杉並とともに原稿を描ける環境を用意するが……。
第12話:初音島のWスター

純一とアイシア、今日は運よくアリスの送迎車で通学。そこでひょんなことからアイシアたちは、アリスの家に招待されることに。音夢を誘おうと病院にいくと、ちょうど音夢が担当している患者まどかが癇癪を起こしている場面に遭遇してしまう。彼女を元気づけるため、アリスとともに自分たちが演じるサーカスを見てもらおうと思いつく。
第13話:アイシアの夏

今日から待望の夏休み。音夢は久々に純一とふたりきりになれるチャンスだと思ったのだが、予想に反してアイシアは故郷に帰らないという。実はアイシアにはすでに身よりがなく、帰る理由がなかったのだった。真実を知った純一は、彼女が初音島にいられるようにすると約束したが……。
第14話:心の扉

純一が企画した一泊旅行の海水浴。前日から買い物までして入念に準備していた音夢たちは、思う存分夏休みを満喫していた。2年ぶりに再会し、ようやくふたりの時間が持てるようになった音夢はこれ以上ないぐらいの浮かれよう。しかしことりは対照的に、心底楽しめていない様子だが……。
第15話:歌声を届けに

海水浴から戻ってきた純一と音夢、相変わらずラブラブ幸せな様子である。しかしアイシアは、このままではことりや眞子たちが幸せでないのではないかと悩んでしまう。意を決したアイシアは、みんなを幸せにするため、まずはことりと純一をふたりだけの状態にしようと画策する。
第16話:芽生えた想い

アイシアは今、悩んでいた。純一と音夢が仲よくしている様子をみて、その風景に釈然としない感情が芽生えてしまっていたのだ。それはことりたち全員にも幸せになってほしいという願いからくるものだった。答えが見つからないまま悶々としていると、美咲がアイシアに好きでいることの幸せについて語りだす――。
第17話:音夢と純一

今日もアイシアは朝倉家のメイドとして、純一のために一生懸命頑張っていた。だが度々失敗もしてしまう。音夢は対照的に、純一の心の中が読めてしまうように気をきかすことができるのだった。それを不思議に思ったアイシアは、デートを尾行してその秘密を探ろうと画策するのだが……。
第18話:桜色の蜃気楼

眞子や萌たちは朝っぱらからひとつの話題でもりあがっていた。なんと美春が、セクシーで素敵な女性に成長したさくらを見かけたというのだ。その話を聞いた純一と音夢は、その真意を探るべくさくら探しに乗り出すのだった。さくらに懐いていたうたまるを探知機に、初音島中を探し歩いてみたところ……!?
第19話:さくらの言葉

何の予告もなく、突然初音島に帰ってきたさくら。聞くところによると、なぜか胸騒ぎがした……とのことだった。しかし帰ってきたのはいいもの、2年間放置されていた芳乃家はいたるところがボロボロになってしまっていたのだ。とりあえずさくらが住める様に、みんなで掃除と修理をしようということになるのだった。
第20話:戻らない季節

さくらが帰ってきたことで、ついに魔法を学べると喜ぶアイシア。だがさくらは魔法を教えてくれなかった。冷たく拒否されアイシアはショックを受けてしまう。しかも純一にすら理由を聞いても、ごまかされるだけで満足に教えてもらえないのだった。2年前のできごとが原因であることを知ったアイシアは――。
第21話:二人の魔法使い

さくらは帰ってきて早々、宿題のノルマに苦しんでいる純一にべったりとくっいて困らせていた。手伝おうかというさくらに、一人で頑張るという純一。成長した姿を見たさくらはしきりに関心していたのだった。一方、アイシアは毎日のようにひとりどこかに出掛け、泥だらけになって帰って来ていた。その姿を気にしたさくらは……?
第22話:みんなの時間

さくらを交えた久々の時間、萌や音夢に制服を着せたりみんなで遊んだり……しかしそこにはアイシアの姿はなかった。アイシアはさくらに魔法を教えないと言われたのが堪えたようで、さらにいま純一が幸せであるならそれで十分だという言葉に悩んでいたのだった。否定されながらも幸せは平等にあるべきと信じて疑わないアイシアは、枯れた桜の木を復活させようと試みるが……。
第23話:沈黙の夏

夏休みの終わりも近づき、みんなと宿題の追い込みをすることに。純一と音夢は相変わらずなのだが、みんなの話し方や反応はいつもと違う。なぜか純一と音夢が付き合っていないかのような発言までも……。この違和感の原因は、平等な幸せを願うアイシアにとった行動だった。それがみんなが分からないレベルで小さなひずみを生んでいたのだった――。
第24話:誓い

宿題の合宿で最初に感じた違和感……それは美春、環たちの言動にあった。その違和感は純一やさくらだけでなく、音夢や杉並といった面々まで感じ始めていた。やがて違和感は大きな不安となり、純一と音夢を包みはじめる。その時さくらは落ちてきた一枚の桜の花びらに気付き、桜の木を見上げ、すでに開いた幾つかの桜の花と無数の蕾を見つけるのだった。そしてさくらはアイシアの行っていた行動を思い出す――。
第25話:ダ・カーポ

アイシアの願った世界はみんなが平等に幸せになること。その願いに応えるように、枯れた桜はもう一度叶えた――。桜の花は満開になり、初音島の風景は一変したのだ。誰もが純一に、まるで恋をしているようなリアクションを見せはじめる。みんなが幸せになるための世界とは、それは2年前の音夢と純一が結ばれる以前の状態にそっくりだったのだ。その様子にアイシアはとても満足していたのだが……。
第26話:幸せの鐘

アイシアは望んだ平等な幸せのある世界とは、音夢が妹であった、みんなが平等に純一を好きでいられた頃とほぼ同じだった。その光景を見てうれしく思うアイシア……だが、純一は音夢が好きで音夢は純一が好きなことに変わりはなく、かつてと同じく兄妹の絆が強すぎるゆえに一歩を踏み出せない苦痛を、ふたりはまた生むことになってしまう。アイシアはそれに気付き、元の世界に戻そうとする。そして――。
第1話:小さな恋の季節

桜内義之は夢を見た。夢に出てきた人物が誰なのかはわからなかったが、詳しく知ろうとは思わない。なぜなら、義之には他人の夢を強制的に見させられるという能力があるからだ。いつものことだ、と思いながら目覚めた彼は、ゆっくりとベッドから体を起こす。だが、時計を見て危機感を覚え、慌てて登校準備を始めた。そんな彼の部屋へ入ってきたのは、隣の家に住む朝倉由夢。姉の朝倉音姫がすでに家を出ているため、代わりに、料理の腕がそこそこな義之に朝食を作ってほしいという。とはいえ、時間に余裕はない。そこで義之は仕方なく、自分の手から和菓子を出し、由夢に渡した。それもまた、彼に備わっている能力のひとつだった。
第2話:バナナと人間

幼馴染みのクラスメイトから彼女へと変わった存在・小恋に対する接し方に、まだぎこちなさは残るものの、ともかく彼の新たな日常が始まった。昼休み、義之が先日学園長室で発見した謎の地下階段のことを、クラスメイトたちに話したときのこと。その情報に食いついた「非公式新聞部」の杉並に、無理やり学園長室に連れて行かれ、詳しく調査することになってしまう。やがて地下階段を降りた2人が目にしたものは、一人の少女が眠るカプセル。ところが義之は、偶然カプセルのスイッチを押してしまい、少女・天枷美夏を目覚めさせてしまう。
第3話:ファーストレッスン

ある日の放課後、音楽室で歌う少女の声に引き込まれた義之は、その様子を覗いてみた。声の主は、可憐な容姿と明るい性格から学園のアイドルと呼ばれる白河ななか。するとそこへ、ななかとバンドを組む小恋と渉が練習をしにやってきた。聞けば先日、遅刻の多いギター担当を渉がクビにしてしまい、次のメンバーが見つからずにいるというのだ。そこで義之は、ちょうど趣味で弾いていたギターの腕を生かし、彼らのバンドを助けることに。
第4話:秋風の中で

今日は体育祭。義之と小恋は、そこで思い出に残るような2人きりの時間をつくりたいと考えるが、そのチャンスはなかなか訪れない。義之、小恋、杏の出場する競技・三人四脚では、3人のタイミングが合わず転倒した拍子に、義之が小恋の胸に顔を埋める体勢になってしまうハプニングが発生。さらに昼食時には、義之と小恋が弁当を食べようとしているところに、いつもの仲間やななかに加え、音姫や由夢、美夏たちまでやってきて大所帯になるなど、2人きりどころかにぎやかになるばかり。
第5話:あと2センチの距離

義之と付き合うことで、彼との距離を少しずつ近付けていく小恋。しかし彼女は、義之とさらに接近する機会……すなわちデートを、まだ一度もしたことがなかった。普段の授業や勉強はもちろん、義之が加入したことで勢いづいている、バンドの練習にも時間を割いているからだ。デートはしてみたいが時間がない。そんな小恋の悩みを聞いた杏、茜、ななかは、親友である彼女を助けようと決意。小恋が好きな映画のチケットを2枚渡し、ななかと渉の協力でバンドの練習も休みとして、当人たちに気付かれないよう休日のデートをセッティングするのだった。
第6話:人間キライ

ある日、義之は由夢から心配事を打ち明けられた。なんでも、美夏が学校のクラス内でまだ馴染めていないというのだ。それを聞いた彼は、自分がこれまで美夏の面倒をあまり見なかったため、学校に馴染ませることができなかったのだと感じ、改めて彼女の様子を探ることに。翌朝の登校中、不意に美夏とぶつかってしまった義之は、その拍子に彼女が落とした一冊のノートに気付く。ところが、義之が好奇心からノートの中身を見た途端、美夏が慌てて「内緒にしてくれ」と懇願してきた。
第7話:にわか嵐

ななかは男子に人気があり、告白される機会も多い。だが、彼女はなぜかいつも告白を断っていた。ある日、サッカー部で特に女子の人気が高いという林の告白を断ったななかは、翌日から彼のファンである女子たちにあらぬ噂を立てられてしまう。それは、なんと「ななかが林に思わせぶりな態度をとったにもかかわらず、自分から振った」というものだった。そんな彼女を励ましたのは、やはり義之だった。彼の言葉を嬉しそうに受け止めたななかは、笑顔で放課後のバンド練習に打ち込んでいく。
第8話:白日の時

義之のサポートのおかげで学校生活にすっかり馴染んだ美夏は、義之や彼の仲間たちとともに昼食をとり、さまざまな話もするようになった。そんな彼らの今日の話題は、間近に迫った修学旅行。その単語を初めて耳にする美夏だったが、期待に胸を膨らませながら楽しげに話す義之たちの様子を見て、興味をもちはじめる。そして彼女は、義之たちが今度の日曜日に行くという、旅行の準備のための買い物に同行を宣言するのだった。
第9話:恋模様大和路

いよいよ義之たちの修学旅行当日。目的地・奈良行きの列車の中で、義之と小恋は、思い出に残る旅行にしようと誓い合う。修学旅行なのだから、みんなで行動するのは当たり前。2人きりになれる時間が少ないことはわかっている。だが、それとは別に、彼は小恋の前で美夏の名前を出したり、渉や杉並たちとふざけあったりしている。そんな義之の態度に、小恋は表情を曇らせるが、杏や茜に後押しされ、自分から義之に声をかけることに。彼女は、最終日の午後に設けられた自由行動の時間を義之といっしょに過ごそうと、意を決して彼を誘うのだが……。
第10話:霞んでいく想い

義之たちが修学旅行中、学園では美夏がロボットだという噂でもちきりだった。「ロボットが学校にいるなんておかしい」と、美夏に冷たい眼差しを向ける者、「これがロボットなのか」と、面白半分に彼女に近づいて調べようとする者。そんな学生たちから、由夢は美夏を懸命にかばうも、「彼女はロボットではない」と否定することはできない。また、同じく義之から事情を聞いていた音姫も、休み時間のたびに起こる、美夏の件での小競り合いを収拾するべく、何度も校内を走り回っていた。しかし、激務が続き疲労が溜まった音姫は、ついに倒れてしまう。
第11話:小恋、ココロ、うらはら

学園で美夏の騒動が途絶えることはない中で、義之たちは依然として、有効な対処法を見つけられずにいた。そんなとき、さくらがひとつの提案をもちかけた。問題が解決するまで、美夏を芳乃家に居候させるというのだ。それを聞いた美夏は、迷惑をかけられないと遠慮するも、義之や由夢たちの勧めもあり、彼らとともに暮らすことに。だが肝心の事態は、義之たちのクラス委員長で、ある理由でロボットを嫌っている沢井麻耶によって、さらに悪化の一途をたどろうとしていた……。
第12話:心の架け橋

不登校が続く小恋。学生たちから、エスカレートしたいじめを受ける美夏。深刻な問題を抱え続けたままの義之は、重い気持ちで由夢や美夏とともに下校しようとする。そこで彼は、同じく下校中だった麻耶に出くわした。義之は、美夏の現状に同情せず、淡泊な反応しか返さない彼女に対し口調を荒げるも、ロボットが原因で父親を失った麻耶は美夏を認めることができないと言い放った。
第13話:桜笑み君想う

美夏がロボットであるという事実を知った学園理事会から、突如、彼女を退学処分にするという決定が下された。美夏を友達と認めた学生たちはその決定に猛反発するも、受け入れられない。そこで彼らは全校をあげて授業をボイコットし、抗議を続けることに。だが、当の美夏はその様子を見て表情を曇らせる。自分のためにここまでしてくれるのは嬉しい。しかし、さくらよりも権限が上の理事会が相手では、決定が覆らないことはもちろん、ボイコットした学生たちも処分されかねないと思ったのだ。彼女は義之たちの協力で、放送室のマイクを通して呼びかける。「あと3日間だけ学園生活を送らせてほしい」という最後の願いとともに……。
第1話:深雪の如く

初音島に寒さが訪れた12月のある朝、眠りからなかなか覚めずにいた義之は、耳元で音姫と由夢がささやく声を聞く。それに気付き、義之がぼんやりと目を開けると……なんと2人も義之のベッドにいた。聞けばいつも3人で一緒に寝ているというのだが、義之には覚えがない。状況を把握できていない彼に対し、音姫と由夢は「お仕置き」と称して、かわいらしい唇を近づけていく……。
第2話:雪の密室

各クラスでクリスマスパーティーの準備が盛んな中、人形劇で使用する大道具の製作に取りかかる義之たち。 一方、杏はシナリオの終盤を修正するべきかどうかで頭を悩ませていた。ただのハッピーエンドは安直ではないかと心配していたのだ。そんな彼女に対し、義之は「杏の好きなように書くのが一番」と助言。その言葉に励まされた杏は、新たなシナリオを書き上げる。ところが、シナリオのことで悩み寝不足だった上に徹夜を続けていたため、彼女はついに高熱を出して倒れてしまう。
第3話:正義の魔法使い

ある日の昼休み、義之は音姫に誘われ、生徒会室で昼食をとっていた。これまで、毎晩のように彼の家で人形劇の練習に付き合っていた音姫は、今日も練習にやる気を見せている。だが義之は、家でも学校でも練習続きのため気乗りしない様子だった。そこで彼女は、気分を変えるため自分の部屋で練習しようと提案。 義之は久しぶりに朝倉家を訪れるいい機会だと考え、その誘いを承諾した。
第4話:幸せの形

ついにクリスマスパーティー当日。人形劇のほかに予定が決まっていなかった義之は、由夢とともに学校へ向かう途中、彼女に「一緒に校内の出し物を見て回ろう」と誘う。由夢は密かに彼と行くことを望んでいたため、その嬉しさを悟られないよう誘いを受けるのだった。そして学校到着後、クラスで人形劇の通し稽古を終えた義之は由夢のクラスに出向き、彼女と2人でパーティーを楽しむ。 幸せそうな表情を浮かべながら、義之と腕を組みながら歩く由夢はまるで恋人のようだった。
第5話:失望の雪原

3日間続いたクリスマスパーティーも終わり、義之たちは初音島を離れ仲間内でスキー旅行に出かけた。やがてゲレンデに到着した彼らは、初音島では見られない降り積もった雪に歓喜の声を上げる。早速滑ろうとする義之だったが、由夢がいないことに気付き音姫に尋ねた。なんでも彼女は、長距離の移動で疲れたため休んでいるという。経験者の義之と音姫は最初から華麗な滑りを見せ、初心者である雪月花の3人はななかに指導を受ける。そして渉は転びまくり、その傍を杉並がエッジをきかせて滑り降りるのだった。
第6話:桜迷宮

初音島全域で、原因不明の火事や事故などが起きるようになった。義之は、そのことに妙な胸騒ぎを覚えた音姫とともに原因を突き止めようと、冬休みを利用して図書館で詳しく調べることに。だが結局判明したことは、事件は毎日のように多発しているにも関わらず、まだ死者が一人も出ていないことだけ。ますます事件の関連性が気になった義之は、不思議な現象の調査を得意とする杉並に協力をあおぎ、彼の自慢の情報網・非公式新聞部の資料を借りて目を通した。初音島における過去半世紀以上に渡る数々の出来事が収められた極秘資料。そこには事件ではなく不思議な噂がまとめられていたが、それらはすべて50年前に集中していた。
第7話:変えられない夢

大晦日の夜、芳乃家で忘年会が行われた。義之、音姫、由夢、さくらの4人で食卓を囲み、御馳走の数々を堪能する。会話は弾み団欒の時は続くも、突然、甘酒で酔った音姫と由夢が義之に絡みだしてしまう。ろれつの回らなくなった調子で急に笑いだす音姫、義之に何かと文句をつける由夢。普段の真面目な姿から変貌した2人に義之はウンザリ。こうして、芳乃家の大騒ぎの夜は更けていくのだった。
第8話:さくらんぼとお兄ちゃん

音姫は原因不明の事故を調査するうち、「現場で必ず金髪の少女を見かける」という事実を知る。それを確かめようと、事故が起こった直後の場所に出向いた彼女は、そこでさくらの姿を目撃。やがて、枯れない桜の木の下で、彼女本人に真相を問い詰めた音姫は衝撃の真相を打ち明けられる。
第9話:壊れゆく春

音姫が、決意の表情を見せるさくらと別れた翌日。彼女が突然いなくなったことを不思議に思う義之や由夢に対し、音姫は何も返すことができなかった。枯れない桜の異常を止めるために、さくらが自身を桜に取り込ませたという事実を、彼らに知られるわけにはいかないのだ。2人に何とか笑顔を見せようとする音姫だったが、その日の登校中、彼女の表情は一気に曇ってしまう。なんと、さくらが決死の覚悟を見せたにもかかわらず、また新たな事故が発生したのだ。
第10話:夢の終わり

音姫のことを案じているうちに眠ってしまった義之は、朝、家の前で彼女が別れを告げる声を聞いて、慌てて飛び起き外に出た義之だったが、すでに遅く、音姫の姿は見えなかった。しかも先に登校したのかと思いきや、彼女は欠席扱いになっていた。義之は、いてもたってもいられず登校と同時に早退し、理由を知らせず姿を消した音姫の行方を追うことに。
第11話:枯色の島

悩み、苦しみ抜いたすえ、音姫はついに桜を枯らした。そして桜の花びらが四散すると同時に、義之も消える……はずだった。実際は、彼の体はなぜか翌朝になってもまだ存在していた。しかし、このまま消えずに済むとは思えない。 近いうちに訪れる、初音島から全ての桜が消えるその日が、自分にとっても最後の日となるかもしれない。
第12話:記憶の淵

日を重ねるごとに、存在がさらに希薄になっていく義之。もはや記憶どころか、彼そのものが人々の目に映らない。小恋や渉にまで忘れ去られてしまった義之は、さすがに落胆の色を隠せなかった。だが、由夢はそんな彼を励まし続け、かけがえのない思い出をつくろうとデートに誘う。
第13話:巡りくる季節

枯れない桜が散ってから2か月後。初音島の季節は冬から春へと変わり、音姫と由夢は本校と付属の最上級生となった。新学期の始まりの朝、音姫はなかなか起きない由夢を急かし、一緒に家を出る。見れば桜並木の桜が再び花をつけている。そんな木の下を歩いていく2人は、存在が消えた義之のことを話題に出すことはなく、ついに彼を忘れてしまったかのように見えた。
第1話:サクラサク

風見学園公式新聞部は、非公式新聞部に知名度、発行部数共に上回られていた。 その現状を打破するため、部長である立夏の提案で卒業パーティの特集号では“魔法”を扱うことに。 初音島で魔法と言えば、その昔一年中咲いていたという“桜”。 立夏、シャルル、姫乃、さら、葵、そして清隆の6人は、早速桜の巨木を調べることにする…。
第2話:あたたかなところ

20年ぶりに咲いた初音島の“枯れない桜”。 清隆たち風見学園公式新聞部は、卒業パーティ号の特集、 そして「どちらが面白く記事にできるか?」という非公式新聞部からの宣戦布告を受け、 早速桜の謎を追うことに。清隆、姫乃、さら、葵の4人は、街での聞き込みを開始。 いろいろと情報は集まったが、家の鍵を無くしてしまった葵の手助けをしたこともあり、 清隆の帰宅は夜になってしまう。 だが、その日はシャルルに夕食を作る約束をしていた……。
第3話:さくら舞うところ

桜が咲き誇り、多くの人で賑わう休日の桜公園。 聞き込みを続けていた清隆は、高台でひとりの少女と出会う。 後日、図書室で過去の文献を調べることにした清隆は、 桜が枯れる直前に起こった原因不明の事故や事件などの記事を見つける。 そして、そこには事件現場で目撃される謎の少女がいたことも記されていた。 生きていれば30歳ぐらいになっているはずだが……。 どこか引っかかる部分があり、「謎の少女」のことも含め、聞き込みを続けることにする。
第4話:いつまでもいたいところ

放課後部室に集まった風見学園公式新聞部の面々は、お互いに集めた情報を報告していた。 “枯れない桜”が咲いていた2度の時期に、不思議な現象や事件が多発していた 、 また桜に関して詳しかった人物が前学園長であり、 偶然にも名前が“芳乃さくら”ということが判明する。 姫乃から学園史を手渡された清隆は、そこに掲載されていた“芳乃さくら”の写真を見て、 先日出合った不思議な少女“さくら”のことが頭をよぎる。
第5話:ひとりじゃないところ

体育の授業後、当番のためひとりで片付けをしているさらを見つけた清隆は、手伝いを買って出る。 一緒に体育倉庫内まで来たところ、中に誰もいないと思った教師に外から鍵を掛けられてしまう。 途方にくれる2人だったが、さらに緊急事態が!! ……なんとか危機を脱した2人は、放課後ソフトボール部に顔を出す。 部活後、誰もいなくなったグラウンドでひとりボール拾いをしていると、 「お兄ちゃんっ!」と声をかけられ、振り向いた先にいたのは……。
第6話:ふたりでいれるところ

昼食の準備で生徒たちが賑わう中、清隆は立夏に 「お昼を食べながら打ち合わせをしよう」と誘われる。 しかも立夏の手作りサンドイッチ付き。 他の男子生徒から羨望の眼差しを受けつつ部室に向かうのだが……。 放課後、公式新聞部全員揃っての会議中に「“枯れない桜”の謎に関係があるか分からないが、 桜が咲き始めてからよく会うようになった女の子がいる」と告げる。 さらにその女の子はまだ子供だと聞くと、「そんな趣味が!?」と全員に衝撃が走る。
第7話:あまえられるところ

前学園長芳乃さくらの写真を見つめる公式新聞部の面々。 清隆曰く、最近よく出会うようになった少女“さくら”と前学園長が似ているというのだが……。 結局は年齢的なことを考えると偶然なのではないか? という結論落ち着く。 そんな中清隆はいつも元気な葵がまったく会話に参加していないことに気付く。 自分の額を葵のおでこにくっ付けると、すごい熱が! 無理はしないように諭し、一人暮らしをしている葵の部屋までおぶって送り届けることにする。。
第8話:愛と夢と希望が溢れる場所

夕飯の買い物を終えた清隆は商店街の福引会場にいた。 ガラガラと抽選器を回すと、なんと3等の「さくらパーク・温水プールの招待券」が当選! と、そこに、さくらが駆け寄ってくる。 後日、園内には水着姿の清隆とさくらの姿があった。 「早く遊ぼうよー」と走り出す少女を見ながら、微笑む清隆だったが、 その後ろから「兄さん…」という声が。 振り返るとそこには水着姿の姫乃が立っており、 同じく水着を着たシャルルや立夏、葵やさらたちも現れたのだった。
第9話:美少女祭りと夕日が綺麗な場所

生徒会役員室で親友の耕助と共に手首を縛られ、 絵里や巴、四季、立夏、シャルルなどに囲まれる清隆。 何故こんなことになったのかはイマイチ分からなかったが、 巴たちには、非公式新聞部の杉並と何かを企んでいるのでは? と勘違いされているようだった。 と、そこに眩い光が! 杉並の奇策(?)により助けられた清隆は、彼から謎のカプセルを渡される。 そして帰宅途中、明らかに待ち伏せしていた絵里に「偶然ね」と声を掛けられるのだが……。
第10話:ふたりがたどりついたところ

杉並に教えられた天枷探偵事務所の扉を開くと、 そこには赤いマフラーをなびかせた所長の天枷美夏が立っていた。 自分はロボットだと自己紹介する美夏、そしてアシスタントの小日向ゆず、小鳥遊夕陽の 3人を前に、清隆は杉並からの紹介であることを告げる。 すると美夏は、調査依頼が枯れない桜であることを見抜き、 そして正真正銘の“魔法の桜”だときっぱりと言い切る。 唖然とする清隆だったが、その後語られる美夏の説得力ある証言は聞き逃せないものだった。
第11話:思い出と始まりの場所

枯れない桜の前でさくらに出会った清隆と立夏。 立夏が彼女に触れた瞬間、立夏とさくらの脳裏にはある記憶がフラッシュバックする。 翌日、部室では取材内容を元に具体的な記事作成に入るための会議が開かれていた。 しかし立夏は心ここにあらずという状態で、清隆は心配そうに見つめていた。 帰り道、立夏に声を掛けると、枯れない桜に込められた記憶が、 自分に流れ込んで混乱しているということ、そしてそれは“さくら”も同じはずだと告げられる。
第12話:枯れない桜がある島

立夏に急に呼び出された公式新聞部のメンバーたち。 理由も聞かされぬまま彼女の後ろに付いて桜並木を歩いていると、一同の前にさくらが立っていた。 久々に見る彼女の姿に自然と笑顔になる清隆たちだったが、 さくらから、今日でここを離れることにしたので1日遊んでほしいとお願いされる。 突然のことに驚く面々だったが、ひとりそれを知っていた立夏は、 最後に楽しい思い出を皆で作ってあげようと提案する。 そして公式新聞部とさくらの長い一日が始まる――。
第13話:ダ・カーポ

皆の前からさくらが去ったあと、全員の携帯に差出人不明のメールが届く。 翌日、公式新聞部では卒業パーティ号の特集を作り始めようとしたが、 さくらのことを考え、別の方向から記事を組むことに。 一方生徒会でも「卒業パーティ」について会議が行われ、 3年生は卒業が現実のものとして近づいてきていることを実感していた。 そしてそれはシャルルたちに、「清隆は誰を選ぶのか?」ということを 卒業前にハッキリと聞きたい、という気持ちを抱かせてもいた。
第1話:サイドエピソード1

第8話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第2話:サイドエピソード2

第9話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第3話:サイドエピソード3

第10話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第4話:サイドエピソード4

第11話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第5話:サイドエピソード5

第12話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第6話:サイドエピソード6

第13話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第7話:サイドエピソード7

第14話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第8話:サイドエピソード8

第16話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第9話:サイドエピソード9

第17話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第10話:サイドエピソード10

第18話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第11話:サイドエピソード11

第19話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第12話:サイドエピソード12

第20話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第13話:サイドエピソード13

第21話以降の短編小説はDVD/BDで別売り。
第14話:ぱたぱたアニメ劇場1 女の子には秘密がある

第15話:ぱたぱたアニメ劇場2 まだ見ぬ夢の職業

第16話:ぱたぱたアニメ劇場3 なべの王国

第17話:ぱたぱたアニメ劇場4 全部忘れろ!!

第18話:ぱたぱたアニメ劇場5 初音島最後の日?

第19話:ぱたぱたアニメ劇場6 メカバナナ

第20話:ぱたぱたアニメ劇場7 おめでとう

第21話:D.C.if 〜ダ・カーポ イフ〜 前編

第22話:D.C.if 〜ダ・カーポ イフ〜 後編

第23話:第23話

第24話:第24話

第25話:第25話

放送日 | 2003-07-05 ~ 2013-03-30 |